目黒界隈(碑文谷)編・円融寺2

目黒界隈(碑文谷)編・円融寺 第2回目です。 仁王門をくぐると正面に釈迦堂があり、その奥に本堂である阿弥陀堂があります。   釈迦堂/阿弥陀堂 釈迦堂 室町初期に建てられた物で木造建築では都内最古。国の重要文化財に指定されています。入母屋造りの優美な屋根は、もとは茅ぶきでしたが、昭和27年銅板に葺き替えられました。 阿弥陀堂 昭和50年積年の夢だった本堂である阿弥陀堂が再建…

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目黒界隈(碑文谷)編・円融寺1

今回は目黒区碑文谷にある円融寺です。 円融寺 天台宗の慈覚大師により嘉祥元年(848)に「妙光山法服寺」として創建されたと伝えられます。弘安6年(1283)日源上人により、日蓮宗に改宗され「法華寺」と称したのですが、江戸時代になって教義の不受不施派寺院(法華教信者以外からはお布施を受けない)として幕府の法要等には参加しなかった為に厳しい弾圧を受け、元の天台宗に戻されて「経王山円融寺」と改…

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目黒界隈15・目黒駅近辺

今回は大円寺から目黒駅へと続く行人坂、そして目黒駅付近です。   行人坂/富士見茶屋付近からの眺め 大円寺のある行人坂です。 富士見茶屋と夕日の岡 目黒は起伏に富み、昔から富士見の名所が幾つかありましたが、行人坂もその一つとして知られていました。 江戸時代、行人坂を登りきったあたりには、富士見茶屋があり、大勢の参拝客や旅人がここで一服、秀麗な富士の眺めを楽しんだといわれて…

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目黒界隈14・大円寺その3

目黒界隈14・大円寺その3です。 目黒界隈もかなり長くなってきました。 八百屋お七悲話 本郷駒込の八百屋の娘お七は、火事で焼け出された避難先で、寺小姓の吉三と恋仲になり、その後、吉三と引き離されたお七は「火事になればまた合える」と自宅に火を放ち、捕らえられて鈴ヶ森で火刑に処せられました。 一方、吉三は出家して名を西運と改め、明王院(現在の雅叙園の辺り)に身を寄せて、お七の菩提を弔う為…

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目黒界隈13・大円寺その2

間が開きましたけど、目黒界隈13・大円寺編その2です。    護摩堂/本堂/阿弥陀堂 本堂左にある、小さな護摩堂に生身の釈迦如来安置されています。国指定文化財です。本堂右には木造阿弥陀三尊像が安置されている阿弥陀堂があります。    石像郡/みがわり不動尊/行人坂敷石造道供養碑/庚申塔 また、大円寺には石仏信仰のためか数多くの石仏や石造などが立ち並んでいます。…

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目黒界隈12・ねむの木の庭/池田山公園

大円寺その2の予定でしたが、気分を変えて今回は目黒の隣の五反田といっても目黒からも歩けるところにある「ねむの木の庭」と「池田山公園」です。 ねむの木の庭 旧正田邸跡地に作られた公園です。そうです、皇后陛下 美智子様の実家跡に作られた公園です。 実家取り壊しの際、取り壊さずに保存をと、大々的にニュースになり、その後、品川区により公園として整備されました。公園の名前は皇后陛下がおつくりにな…

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目黒界隈11・大円寺

大鳥神社のある山手通りと目黒通りの交差点を目黒方面に進み、目黒側の川岸を雅叙園方面に進み雅叙園の前から上り出す行人坂を上り始めてすぐ右手に大円寺があります。 大円寺 天台宗延暦派で、「松林山大円寺」といいます。 1772(明名9)年、寺僧の放火により火を発し、折からの強風により、たちまち白金から神田、湯島、下谷、浅草まで江戸八百八町のうち六百二十八町を焼き尽くす大火となった。これが振袖火…

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目黒界隈10・蟠龍寺/大聖院

久しぶりの目黒界隈編です。 海福寺を出て左手に進み、山手通りに出て左に進むと程なく蟠龍寺の案内が見えてきます。   蟠龍寺(ばんりゅうじ): 浄土宗 霊雲山 蟠龍寺 山手七福神の一つの弁財天があります。   山手通りに面した入り口から入るとすぐに階段があり不許辛肉酒入山門の結界石があります。周りに植物が生い茂ってとても醜く何なのかちょっとよくわかりません。階段を通らなく…

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目黒界隈9・五百羅漢寺/海福寺

蛸薬師前はT字路になっており、正面の道を進むと五百羅漢寺があり、道なりに進むとすぐ海福寺があります。 五百羅漢寺:通称「目黒の羅漢さん」    羅漢寺入り口付近 羅漢寺内には見所はたくさんあるのですが、拝観料を取られるので見学していません。 詳しくはこちらでどうぞ。 海福寺:寺の開祖は中国、明の高僧で、インゲン豆にその名をとどめる隠元禅師。万治元年(1658)日本で最…

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目黒界隈8 安養院/蛸薬師

目黒不動の仁王門を出て参道を左、目黒方向へ行くとすぐ右手に安養院があり、その先に蛸薬師があります。 安養院:臥龍山 安養院 能仁寺 詳しくはここ 本尊は釈迦涅槃像(亡くなって横たわっているお釈迦さま)で、そのため「寝釈迦寺」とも呼ばれた。    狛犬/山門/本堂 狛犬は、目玉が飛び出し派手な首輪をした大型の「渡来」の狛犬 山門と観音堂(念仏供養塔の横に写っている建物)は江…

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目黒界隈7・競馬場跡/サレジオ協会など

目黒界隈でお寺などばかりでしたので今回は気分を変えて。 目黒通りを目黒方面から学芸大学方面へ辿ってみます。 駅から目黒通りを歩くと、山手通りとの交差点に大鳥神社があります。ここを越えて坂を少しあがるとまずあるのが「目黒寄生虫博物館」です。HPはこちら ここは無料で見学できます。日本の寄生虫研究のメッカというだけでなく、世界で唯一の寄生虫専門博物館のようです。 1階と2階が…

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目黒界隈6・目黒不動その6

今回は目黒不動(通称お不動様)の境内や付近にある碑などの特集です。    昆陽青木の碑と甘藷講の碑/甘藷講の碑/青木昆陽の墓(国指定史跡) 青木昆陽は甘藷(サツマイモ)の栽培を広めて貧しい農民を救ったことから甘藷先生と呼ばれました。毎年10月28日の目黒不動尊の縁日には、彼の功徳をしのんで甘藷祭りが催されます。 彼が生前に、自ら 「甘藷先生の墓」と記した墓石を作らせ、それが目黒不…

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目黒界隈5・目黒不動その5

目黒不動編第5回です。今回は女坂を下りた境内にあるお堂などの紹介です。    地蔵堂/観音堂/阿弥陀堂 女坂を下った左側に立ち並ぶ三堂です。 地蔵堂:地蔵尊(無仏時代の救世仏、女性や子供を守る)・閻魔王・葬頭河の婆(奪衣婆)を祀る 観音堂:聖観音・千手観音・十一面観音を祀る 阿弥陀堂(泰叡山 瀧泉寺 本坊):阿弥陀三尊(観音・勢至・阿弥陀)を祀る    垢離堂・水かけ…

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目黒界隈4・目黒不動その4

今回は本堂から女坂を下りたところまでの様子です。下の写真の上から下まで。そんなにあるの?とお思いでしょうが、碑とかはないのですがちょっと目を引くものがあります。 撮影するのも人通りがあるので邪魔にならないように気を使います。   女坂/女坂の碑    剣と炎/神変大菩薩の祠/銅造 役の行者倚像 本堂から男坂の階段を下りず脇にある緩やかな女坂の階段の途中に草薙の剣か降魔の剣…

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目黒界隈3・目黒不動その3

今回は本堂の右奥のこんもりとした山にひっそりと鎮座している八大童子です。 これも今回の散策で初めて知りました。知らないことばかりだ。   八大童子/八大童子案内図 一体一体がそれほど大きくないうえ、生い茂る中に立っているので離れて撮るとよくわからなくなりますが、案内板のような配置に並び、「不動明王の眷属として恭敬礼拝する者を影の形に随うが如く守り衆生救済に活躍する童子たちである」…

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目黒界隈2・目黒不動その2

第二回目は不動堂の周囲に配置されているものの特集その1 前回書き忘れましたが、それぞれに目黒区教育委員会の作成した案内板があり、一部参考にしています。    大日如来供養碑/大日如来坐像正面/大日如来坐像斜 台本堂の裏に鎮座している「銅造 大日如来座像」(目黒区指定有形文化財) 制作年代は天和三年(1683年)、江戸に住む鋳物師横山半右衛門尉正重作などの刻銘が台座の蓮弁にあるそ…

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目黒界隈1・目黒不動その1

これからしばらく目黒界隈散策記です。 半日かけて目黒駅周辺といっても山手通り周辺の名所旧跡巡りをしました。 撮影枚数約200枚。総歩数18677歩 散策したところはここを参照→マピオン 目黒不動 目黒不動尊のあるお寺の正式名称は「泰叡山瀧泉寺」。 不動明王を本尊とする関東最古の不動霊場です。 目黒不動尊境内案内図 境内にはたくさんのお堂などが立ち並んでいることがわかり…

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